いまはほとんど全部スマホでやっています
著者: The Fellowi Team · · 7 分で読めます

最初のひと月は机でやっていました。画像生成とはそういう姿だと頭の中で思っていたからです。大きな画面、まともなキーボード、結果の並んだ格子。四か月後、体感では十のうち九の生成がスマホから、立ったまま、たいていは代わりにスクロールしていたであろう場所で始まっています。
予想外でしたし、その理由は「便利だから」より面白いものでした。
効いたのは、ブラウザで動くこと
アプリがありません。欠点に聞こえますが、実際に何を意味するかに気づくまでの話です。入れるものがない。購入履歴に残らない。見ればそれと分かるアイコンがホーム画面に居座らない。しかもすでに持っているアカウントのまま。おおむね私的に使われる分野では、これは些細な点ではありません。残りは プライバシーの記事 にあります。
実務的な帰結。ホーム画面に置きたければ自分で置く。そして自己主張ではなく、一枚のページとして開きます。
スマホがこれに向いている理由
本当の理由はハードウェアではなくタイミングです。画像の着想は机では来ません。列に並んでいるとき、歩いているとき、会話の途中に来ます。思いついてからパソコンの前に座るまでの隙間で、その大半が死んでいました。
数週間して気づいた、もう少し小さな効果もあります。生成にはそれなりの時間がかかるので、机では座って眺めていました。妙な行動で、一枚一枚が高価に感じられます。スマホなら画面をロックして別のことをします。処理は端末ではなくサーバーで走るからです。待ち時間は同じで、感じ方はまったく違います。
うまく回るようにした三つの習慣
スマホでの最初のひと月は机より悪く、原因はほぼ自分にありました。三つで直りました。
プロンプトは口述する。 これが大きい。親指入力は静かに八語のプロンプトへ押しやり、八語では平凡な結果になります。しゃべれば気づかないうちに三十語になり、三十語というのは、記述がラベルであることをやめて場面になり始めるあたりです。語り口も変わります。口述したプロンプトは写真を説明している人の言い方に近く、名詞をきれいに並べた書き言葉のリストより、うまくいくものに近い。
うまくいったプロンプトのメモを持つ。 一語変えるために長いプロンプトをスマホで打ち直すのは、やる気をなくすほど不快です。つまり反復をやめる。反復こそが技能なのに。メモから貼れば摩擦は消えます。これは 本格的なプロンプト集を持つこと の弟分で、スマホではむしろ重要度が上がります。
腕を伸ばした距離で結果を判断するのをやめる。 スマホの画面は画像を良く見せます。スマホで満足したものをノートPCで開くと、手、背景のディテール、変な質感といった問題が見えました。結果がどこかに本当に出ていくなら、完成と決める前に一度は大きな画面で見ること。
本当に劣る点
選択肢の比較です。四枚を並べて見ることこそ好みを育てるやり方で、小さな画面ではそれが一瞥ではなくスクロール作業になります。最終物を作るのではなく方向を選んでいるときは、いまも机が勝ちます。
節がいくつも連なる長く精密なプロンプトも、口述しても直しにくい。タッチ画面で段落の途中にカーソルを入れるのは、それ自体が小さな苦行です。
動画は微妙なところ。クリップの設定はスマホで問題ありませんが、きちんと確認するには相応の大きさで何度か見る必要があり、 音付きのクリップ はなおさら、騒がしい部屋のスマホのスピーカーよりましな環境に値します。
誰も言わない縦の話
段落を分ける価値があります。腑に落ちるまで数週間かかったので。スマホで見られる画像なら、最初から縦のアスペクト比で生成すること。横の画像をあとから縦に切ると構図が失われますし、生成器は9:16の枠として構図された絵を喜んで出してくれます。
書けば当たり前に見えます。私は横位置の画像を六十枚ほど作ってから、そのどれ一枚として横向きで見たことがないと気づきました。
料金は同じです、念のため
同じ生成器、同じモデル、同じコイン。標準画質の一枚はどの画面から始めても40コインで、モバイル料金もアプリストアの取り分もありません。ストアがないからです。内訳は 費用の記事 にあります。私の言葉ではなく計算が見たい方はそちらへ。
机でしかやったことがないなら、試す価値のある実験は、歩きながらスマホでプロンプトを口述する一週間です。私のプロンプトは長く、具体的になり、買い物リストらしさが目に見えて減りました。打鍵ではそこに辿り着かなかったと思います。モバイルブラウザで Fellowi Images を開いてください。 プロンプトの実例 を先に声に出して読んでみるのは理にかなっています。