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AIの画像がAIに見える理由と、それを直す言葉

著者: The Fellowi Team · · 7 分で読めます

暗がりの中で硬い指向性の光が粗い質感の面をかすめる抽象的なアートワーク

たいてい見分けがつきます。出来が悪いからではなく、出来が良すぎるからです。肌に毛穴がなく、顔の左右が一致し、光がどこからともなく来ていて、背景のどこにも擦れがない。存在しない場所の写真として読めてしまう。実際そのとおりのものです。

原因は、役に立つ程度には単純です。モデルは膨大な量のうまく撮れた写真の平均を狙い、ばらついていたものをすべて平均で消してしまいます。そして実際の写真どうしでばらつくのは、まさに不完全さです。ここに小さなしみ、そこに硬い影、片隅だけ甘いレンズ。それらを全部平均すると、なめらかで、左右対称で、死んだものが出てきます。

つまり写実は、頼んで手に入るものではありません。具体的な欠点をひとつずつ挙げて、モデルをそこへ引き下ろしていくものです。

五つの兆候と、それに答える一節

プラスチックの肌。 既定の美肌処理です。ポートレートのデータは修整された顔で満ちているので、平均的な顔には毛穴がまったくありません。質感を明示的に取り戻してください。「visible skin texture, fine pores, a few freckles across the nose, unretouched」。不完全さを注文するのは奇妙な感じがしますが、生成された顔に対して使える最大の改善です。

左右対称。 実際の顔は左右対称ではなく、実際の部屋は中央揃えではありません。すべての平均が対称になるのは、非対称が打ち消し合うからです。意図的に崩してください。「head turned slightly, weight on one hip, the composition off-centre with more space on her left」。

どこからともない光。 最も多く、最も直しやすい。光がどこから来るかを書かないと、モデルはあらゆる照明のとり方をいっぺんに平均し、四方八方に柔らかい影のある絵が出ます。自然界のどこにもない状態です。方向を持った光源をひとつ名指すだけで、即座に解消します。

片づきすぎた周囲。 実際の部屋にはコードがあり、汚れがあり、椅子の背に上着が掛かっています。散らかりをひとつ名指すほうが、被写体についてもう一文書くよりも説得力に効きますし、いちばん安上がりな一語です。

死んだ目。 これは難しく、理由を知る価値があります。目が生きて見えるのはキャッチライト、つまり照らしているものの小さな反射のおかげです。平均化された顔には平均化された、中央にあって左右対称のキャッチライトが入り、それはマネキンの目です。具体的に頼んでください。「a single window catchlight in her eyes, slightly off to the left」。

効く光学の語と、効かない語

カメラの語彙は、物理的な帰結を名指すときに効き、ただ専門的に響くだけのときは効きません。この違いは身につける価値があります。人が互いに写し合っているプロンプトの半分は後者だからです。

働く語: 焦点距離。背景がどれだけ入るか、顔がどう圧縮されるかを変えます。絞り。どこが鮮鋭かを決めます。時間帯。名指しのフィルムや色かぶり。パレットを縛ります。粒子。ヴィネットや片隅の甘さといった具体的なレンズの癖。

働かない語: 「8k」「ultra detailed」「masterpiece」「award winning」「professional photography」「hyperrealistic」。これらは結果に対してどう感じたいかの表明であり、感想は描けません。さらに悪いことに、本来の一節が使えたはずの注意を奪います。

役に立つ判定法。その部屋に立っている写真家は、この語に従って動けるか。「35mm、やや下から」は実行できる指示です。「ハイパーリアル」は違います。

実在しうる照明の状況を名指す

この記事を読んで一つだけ変えるなら、これにしてください。「良い光」でも「シネマティックな光」でもなく、実際に起こりうる状況を。

  • 「late afternoon sun through a west-facing window, long shadow across the floor」
  • 「overcast noon, flat soft light, no visible shadows」
  • 「one bedside lamp to her right, the rest of the room falling into dark」
  • 「street lamp overhead at night, hard shadows under the eyes, wet pavement reflecting it」

どれも方向と硬さと色を確定させ、生成物だと読まれる原因である「全部いっぺん」の見え方を排除します。 貼って使えるプロンプト集 の語順と同じ原理です。光は最も飛ばされやすく、最も多くを担う一節です。

解像度は写実ではない

高品質はより高い解像度で描き、それが買うのは精細さであって説得力ではありません。プラスチックのような肌も、1.5Kとまったく同じ忠実さで2Kに描かれます。画素が増えるだけです。まずスタンダードの40コインでプロンプトを詰め、気に入ったものだけを、本当に大きさが要るなら60コインの高品質で回し直してください。詳しい比較は 品質と形式の記事 にあります。

正直な限界がもう二つ。手と顔は最も難しい題材です。どの見る人も両方の専門家で、自分では言葉にできない誤りを見つけてしまいます。そして複数の画像にわたって 同じ 顔が必要なら、写実の語彙をどれだけ積んでも届きません。それは参照画像の仕事で、 キャラクターの一貫性の記事 に書いたとおりです。言葉は顔を運べません。

人物より先に、素材で練習してください。布、使い込まれた金属、料理、濡れた石。同じ語彙に反応しますし、特定の鍋がどう見えるべきかの専門家は誰もいませんし、「左からの硬い光」が実際に何をするのかを、ポートレートよりずっと速く体得できます。それから Fellowi Images へ持っていって、一度に一節ずつ変えてください。失敗した生成はコインが戻るので、実験の本当の代償は一分です。

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