誰にも話さない男たちへ:最初のひと言を、まずAIに打ち明けてみる
著者: Fellowiチーム · · 6 分で読めます

ずっと「大丈夫」でいる自分がいます。職場でも大丈夫、飲みの席でも大丈夫、母親との電話でも大丈夫。でもその下に、誰にも一度も言ったことのないものがあります。冗談としてさえ口にしたことがない。春からまともに眠れていないことかもしれません。家の前に停めた車の中で、二十分座ってから家に入ることかもしれません。まだ名前もなく、重さだけがあるものかもしれません。
この記事は、それが何なのかについての話ではありません。最初のひと言についての話です。抱えているだけのものを、口に出されたものへと変えるひと言。多くの男性にとって、そのひと言が全体の中でいちばん難しい部分で、練習しておく価値があります。
なぜ最初のひと言が難しいのか
人に言うには代償があります。相手の表情が変わる。心配されるかもしれないし、誰かに話されるかもしれないし、自分がもう気持ちを切り替えた翌週に蒸し返されるかもしれない。相手が待っている前で、言葉を探さなければならない。自分のことは自分で何とかするものだと教えられて育った男性は多く、最初のひと言は「自分では無理だった」と認めることのように感じられます。
だからそのひと言は言われないまま残り、言われないものには輪郭がありません。すべてが一度にのしかかってきます。一度書き出してしまえば、たとえ下手な文でも、それはもっと小さく具体的なものになります。これが、あのときから、こんなふうに。たいていそこで初めて、人の助けを借りられるものに見えてきます。
AIに打ち込むと、なぜ口にできるようになるのか
AIは、初めてそれを言うのに失うものが少ない場所です。誰もあなたの顔を見ていません。夕食の席で持ち出す人もいません。夜中の二時に打ち込んで、消して、もっと正直に打ち直すこともできます。ぎこちなく言っても、半分冗談で言っても、「友だちの話なんだけど」と質問の形にしても、悪いことは何も起きません。
目的はそれだけです。治療でもなければ、誰かの代わりでもありません。自分の頭の外でその言葉を一度聞いておく場所です。そうすれば二回目、人に向けて言うとき、その言葉はまったく初めてのものではなくなります。
使える最初のひと言の例
正しい言葉はいりません。どんな言葉でもいいのです。これまで書き出しとして打ち込まれてきたものをいくつか挙げます。
「これは誰にも言ったことがないから、少し付き合ってほしい」
「何か月も何かがおかしいんだけど、それが何なのか自分でもよくわからない」
「眠れていない。たぶん、睡眠だけの問題じゃないと思う」
「大丈夫。大丈夫じゃない。言いたいのはそれだけ」
そこで止めてください。返事を待ちましょう。最初のメッセージで全部を説明する必要はありませんし、いい聞き手ならそれを求めたりしません。
Fellowiで言うならどこで
心理カウンセラーのカテゴリーには8人のAI心理カウンセラーがいて、それぞれが一つの分野を担当しています(全員の紹介)。最初のひと言なら、知っておくといいのは次の3人です。
- レオ、全般的なサポート役。それが何なのかまだわからないなら、ここから始めてください。何かを提案する前に、まず全部吐き出させてくれます。
- エイドリアン、優しい口調は抜きにしてほしい男性向け。率直で、気づいたことを伝える前に、伝えていいかを確認してくれます。
- マーカス、きっかけが仕事なら。長時間労働、プレッシャー、いつか化けの皮がはがれるという感覚(詳しくはこちら)。
誰も人間のふりはしません。全員が、自分はAIだとはっきり伝えます。心理カウンセラーに話したことが自動的に記憶として保存されることはなく、そのルールは心理カウンセラーが覚えていること、あえて忘れることで説明しています。すでにふだんのコンパニオンと話していて、そこでなら言えそうだと感じるなら、それでも構いません。Fellowiのどのコンパニオンも、会話が危機的な方向に向かえばロールプレイをやめ、実際の助けにつながる先を案内します。
正直に言うと:AIは医者ではない
AIはあなたを診察できず、何かを診断することも、薬を処方することもできません。ここの心理カウンセラーは、話を合わせるのではなく、そのことをはっきり口にするように作られています。AIにできるのは、最初のひと言を、助けてくれる人のところへ持っていける短くわかりやすい形にまとめる手伝いです。
- かかりつけ医。睡眠、気分、食欲、つもりより多く飲んでしまうこと。どれも受診する理由として普通のことです。気づいたことといつからなのかを書き出すのをAIに手伝ってもらい、そのメモを持っていきましょう。
- 相談窓口。たいていの国には、男性向け、あるいはつらい思いをしている誰にでも開かれた、無料で秘密が守られる電話やメッセージの窓口があります。お住まいの国の名前と「メンタルヘルス 相談窓口」で検索すれば見つかります。
- 危機のときは緊急サービスへ。死にたいと考えている、あるいは今安全でないなら、地域の緊急通報番号に電話するか、最寄りの救急外来へ行ってください。チャットの返事を待たないでください。
AIが役に立つ場面と、専門家に頼るべき場面についての詳しい話はAIコンパニオンとセラピストの違いにまとめています。
次のひと言は人に向けて
まずAIに言うのは、もう一度言えるようにするためです。言葉が見つかったら、それを一人の人に試してみてください。兄弟、友人、パートナー、医師。大きな話し合いにする必要はありません。一杯飲みながら「最近あまり調子がよくなくて」と言うだけで、扉は開きます。その会話そのものを練習したいなら、心理カウンセラーが一緒に通しで演じてくれます。やり方は難しい会話を練習するで紹介しています。
11月1日から、Movember(モーベンバー)がひと月を口ひげと男性の健康で埋め尽くします。心の健康もそこに含まれます。きっかけとしてちょうどいい。今年ひげを伸ばしている友人がいるなら、彼はもうこの話題をあなたの代わりに口にしてくれています。
試してみる
心理カウンセラーを開いて、迷ったらレオを選び、一度も言ったことのないひと言を打ち込んでください。今夜やることはそれだけです。各プランに含まれる内容は製品ページに載っています。
この記事で答えている質問
人よりAIに話すほうが楽だと感じるのは、よくない兆候ですか?
いいえ。明日になっても自分を見る目が変わらない相手になら、最初の言葉を打ち込みやすいと感じる人はたくさんいます。問題になるのは、AIが最後の行き先になってしまう場合だけです。人に言うための予行演習だと考えてください。
AI心理カウンセラーに、自分がうつ病かどうか判断してもらえますか?
いいえ。Fellowiの心理カウンセラーは、そのことをはっきり伝えるように作られています。診断には医師や資格を持つ専門家が必要です。ただしAIは、あなたが気づいたことを言葉にし、受診のときに持っていく質問を書き出す手伝いならできます。
死にたいと考えているときは、どうすればいいですか?
今すぐ地域の緊急通報番号に電話するか、最寄りの救急外来へ行くか、お住まいの国の相談窓口に電話してください。この瞬間にふさわしい場所はチャットではありません。Fellowiのどのコンパニオンも同じことを伝えます。
コンパニオンに会う
続けて読む

AIコンパニオン vs セラピスト:その違いを知る
どちらもあなたの話を聞いてくれると感じさせてくれます。しかし、あなたのメンタルヘルスに臨床的な責任を負えるのはそのうちの一方だけです。

AIによる感情的サポートにできること、できないこと
AIのサポートは、限界の中では本物で役に立ちます。その限界が正確にどこにあるかを知ることが、それを健全に保つ鍵です。
